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2015年6月27日 (土)

これからの歯科医療を考える

新聞クイントの誌上対談「これからの歯科医療を考える」

が掲載されました。日本歯科医学界の住友会長と当会副理事長 大塚との
対談です。ぜひご覧ください。
http://www.quint-j.co.jp/shinbunfile/102/ebook/shinbun03/index.html#page=7

2014年12月 3日 (水)

公開勉強会のお知らせ

   権丈教授に聞く
増える社会保障費をどう凌ぐのか?
~混合診療?自己負担増?~
.
日時 12/14(日) 13:30~16:50
.
場所 中央区佃区民館 3号室
http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/syukaisisetu/syukaisisetu13.html
.
講師
権丈善一先生(慶応大学商学部教授
.
参加費 無料
.
主催 NPO法人みんなの歯科ネットワーク
.
ご参加希望の方は下記フォームからお申込み下さい。
http://www.minnanoshika.net/tmresmail6/index.cgi
.
※定員になり次第締め切らせて頂きます。
.
担当 大塚

2014年3月10日 (月)

健康保険でむし歯のない社会へ

みんなの歯科ネットワークは
「医療者も患者も共に幸せになれる制度の構築」
の願いの基、8年間にわたり活動してきました。
そして、現段階でのひとつの結論として
「虫歯にならない、歯を失なわないことを目的にした
制度にしよう!」ということに行きつきました。

現在の日本の健康保険は疾病保険です。
ですから、病気になったり、けがをしたりしないと
保険を使うことは出来ません。
つまり、いわゆる予防は、健康保険の対象外になっています。
それでも、脂質異常症(高脂血症)などに代表される、
まだ症状がなにもないにも関わらず、このままだと病気になる
可能性が高いというような“疾病”も保険診療で賄われるように
なっているのが現状です。

さて、歯科領域においては、唾液や細菌などを検査することで、
その人の虫歯のなりやすさや、歯周病の危険性などをある程度
判断できることが確認されています。
ですから、そういった検査で“異常”値がでた患者さんに
予防的処置をすれば、大幅に歯科疾患を減らすことができると
考えられています。ところが、前記したように健康保険は、
予防は対象外なので、そういったことは、保険診療では
できないのです。
さらにいえば、そういった予防と通常の保険診療を同時に
することさえ禁止されているのです。

一方で、歯科においては51年通知というものに基づき、
「虫歯になった後、歯を失った後」には保険適用外の治療でも、
自費によって様々な治療を受けられるようになっています。
こちらは、通常の保険診療を受けた上でできるのです。

つまり、「虫歯になる前、歯を失う前」の診療は、保険診療の対象外でもあり、さらに51年通知の対象外でもあるため、
その診療を受けることが非常に困難になっているのです。
さらに「歯科の新しい治療は自費で」という考えが、
歯科医師に定着しているために、新しい治療が保険に
導入されることがほとんどなくなっているのです。

脂質異常症や高血圧のように、検査値の“異常”自体を疾患と捉え、
今は「予防」と言われているものを「治療」として、
歯科においても保険診療に取り入れることができない
ものでしょうか。

こういった問題に対して
「歯科領域における病名の見直し」が解決策になるのではないかと
みんなの歯科ネットワークでは考えているのです。

詳細はこちら

口の中に格差があった
第一回
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=464978906892523&set=a.400538283336586.95943.400448486678899&type=1&theater
第二回
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=470457523011328&set=a.400538283336586.95943.400448486678899&type=1&theater
第三回(最終回)
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=474014389322308&set=a.400538283336586.95943.400448486678899&type=1&theater

歯科医療制度を考える
http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?%BB%F5%B2%CA%CA%DD%B8%B1%C0%A9%C5%D9%A4%F2%B9%CD%A4%A8%A4%EB

2014年1月 8日 (水)

今こそ歯科の保険制度を見直そう!

https://www.facebook.com/quint.japan
2014年クイント新聞2月号から半年の予定で
みんなの歯科ネットワークが監修し
「今こそ歯科の保険制度を見直そう!」
と題して連載が開始されます。
この国の医療は基本的に保険制度
の上に成り立っています。ですから
歯科医療の問題も保険制度に起因しているのです。
連載では過去から現在に至る歯科の保険制度の
歴史からはじまり「何が問題なのか」を考えていきます。
クイント新聞はクイント社発刊の雑誌すべてに付属
しています。またweb版もオンラインで閲覧可能です。(無料)
http://www.quint-j.co.jp/web/newspaper/
ぜひご覧ください。

2013年12月20日 (金)

なぜ財務省は、それを費用といわず、報酬というのか

医者は儲けてるという話をよく聞きます。
こういうご時世だからそうなれば
医療費を減らせという意見が出るのも自然でしょう。
しかし医療費は「医療費用」であることを忘れてはいけません。
医療者と患者さんは利害を共有しているのです。

なぜ財務省は、それを費用といわず、報酬というのか

2013年10月21日 (月)

グラフで見る国民医療費

今、税と社会保障費の問題がずいぶん議論されています。

少し前のものになりますが、日本の国民医療費をグラフ化
して考察しています。ぜひご覧ください。

2013年9月 3日 (火)

総枠の蓋

現在、社会保障について議論が進んでいますが、

歯科医療費は長い間変化が見られません。

一方、調剤や医科においては医療費は年々伸びています。

何故、このようなことになったのでしょうか?

その要因としてはいくつかが考えられます。

原因を理解し、これからの歯科を考えていく必要があります。

みんなの歯科ネットワーク、TEAM T.S.T.が、

2008年に考察したコンテンツです。ぜひご覧ください。

2013年6月10日 (月)

健康保険で虫歯のない社会へ

生活者の願いは病気にならないことです。

しかし日本の健康保険は疾病保険なので、「予防」には適用されません。

どうすれば生活者の願いは叶うでしょうか。

みな歯科の考えをまとめてあります。ぜひご覧下さい。

「歯科保険制度を考える」

2013年5月24日 (金)

歯医者は知らない歯医者にかかれない

さて、ここをご覧の歯科医師の皆様に質問です。

「あなたは全く知らない歯科医院で治療を受けることができますか?」

ケンジさん

  
先生たちも虫歯や歯周病になることがあるでしょう。そうなったら誰に診てもらうのですか?

スグル先生 
愛想が良くて腕の良い歯科医に治してもらいたいけど、百歩譲って愛想が悪くて腕のいい歯科医かな。

... 当会HPから「歯界探検」の紹介です。
本文はこちら↓
http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?plugin=attach&refer=%BB%F5%B3%A6%C3%B5%B8%A1&openfile=%BB%F5%B3%A6%C3%B5%B8%A1%A4%BD%A4%CE%A3%B1%A3%B0.pdf

シリーズはこちら↓
http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?%BB%F5%B3%A6%C3%B5%B8%A1

2013年4月20日 (土)

私は父が嫌いでした

私は父が嫌いでした。

歯科医師である父は開業以来決められた休診日以外、

一日も休むことなく朝9:00から夜9:00まで診療を続け、

休診日には勉強の為に講習会に足しげく通う、

そんな歯科医師でした。

また、その愛想の良さと丁寧な仕事ぶりで

患者さんからも人気がありました。

はじめに言っておきますが、私は父を父親として

嫌いなわけではないし、

歯科治療の技術に関しては尊敬さえしていたのです。

でも歯科医師になったばかりの私は

歯科医師である父が嫌いでした。

父は保険の診療報酬があまりに低く、

そのくせ制限ばかりが多いことが、

酷い治療を蔓延させるのだと憤り

「これでは患者のためにならない、国は何をやってるんだ」

といつもぼやいていました。

.

いえ、それが嫌だったわけではないんです。

.

「保険制度に問題がある」とわかっていながら

それを家族や仲間にだけぶつけ、

外に向かって言わない父が嫌いだったのです。

.

しかしそれから時が流れ、私はどんどん父と

同じになっていったのです。

私も毎日診療室に籠り、制度に一定の不満を抱えながらも

それを外に言うこともなく、

ただ内輪で愚痴って、仕方ないさとあきらめ、

自分のところに来てくれる患者さん

を幸せにできればいいんだ、と思っていました。

.

そう考えると確かに父は自分の医院に来る患者さんのことは大事に考え、

真剣に治療にあたっていました。それを真近で見ていたスタッフは

「うちの歯科医院に来る患者さんは幸せよね~。

他は酷い治療のところが多いから」

と言っていました。

.

例えば定食屋さんなら「うちは他店よりもうまいですよ~。

サービスもいいですよ~」というのは普通です。

しかし医療というものにこれを

そのまま当てはめていいのだろうか?

という疑問がその時、私の中で沸々と湧いてきたのです。

.

私には息子がいます。今は高校生になっていますが、

その当時は小学生でした。

その息子がある日私と風呂に入りながらこう言ったのです。

「おとう(この当時息子は私をこう呼んでいました。)、

僕は将来は歯科になる。

(息子はなぜか歯科医師のことを歯科と呼んでいた)」

息子がそんなことを言うのははじめてだったし、

普段から歯科医師になれなどと一度も息子に

いったことがなかったので、私はとても驚きました。

しかしその直後に「もし息子が歯科医師になって、

今のままの私を見たらあの当時の

私と同じように“父親を嫌い”と思うかもしれないな」

という恐怖心が襲ってきたのです。

.

私は息子たちにいつも「悪い、間違っていると知りながら

何も言わないのは悪いことをしてるのと同じだ」と言ってきました。

しかし、言ってる私が実は全然出来ていなかったのです。

.

日本は皆保険制度なので医療は制度の中で運用されています。

もしその制度そのものに問題があるとすれば、

その改善なくして患者さんの幸せは有りえないのです。

その証拠に父だけでなく、多くの歯科医師が

「保険制度が歯科医療を悪くしている」と言います。

つまり制度に問題があると思っているのです。

そして、その改善は個々の医師、歯科医師が

自分だけですることは出来ません。

つまり大きな枠での歯科医療従事者と患者さんとの新たな関係が

必要なんだと私は思ったのです。

そして制度が歯科医療従事者と患者さんとの関係を

おかしくしているのであれば、

その改善を患者さんと医療者が一緒にしていくことが

必要なんじゃないか?とも思いました。

.

このような考えによってみんなの歯科ネットワークという

NPOが7年前に誕生しました。

今こそ歯科界は内に籠らず広く外に向かっていく時だと思います。

そして息子たちの時代に胸を張って

歯科医療のバトンタッチをさせてやることが必要なんだと思うのです。

.

みんなの歯科ネットワーク 副理事長 大塚勇二

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