判決
今日福島の大野病院の判決が出ました。
この事件がきっかけで産科医が激減
したとのことで、医療界だけなく、一般の方
の関心も非常に高いようです。
この顛末を読むとなぜ産科医が激減
するのか非常によく理解できます。
恐らく、「医者は恵まれてる」と思っている
方々も「でも産科医だけはなりたくないな」と
思うでしょう。
じゃあ、歯科医はどうなんでしょう。
「歯科医はもうだめだ」と言う方は多いですが、
この「ダメだ」は経済的にダメだということであり、
じゃあ、その経済的にどれくらいダメかといっても、
生活できないほどのものではないわけです。
ならば多くの歯科医が持っている閉塞感はなんでしょうか。
もちろん、訴訟のリスクや患者さんの要求の高まり
はあります。しかし歯科の場合、インプラントや矯正
などむしろ訴訟やクレームのリスクの高い治療に
自ら飛び込んでいく傾向さえあるのです。
それでも私はこの産科医の問題と歯科の
問題は本質的には同じことが原因だと思っています。
それは「必要な医療を必要な時に必要なだけできる」
という、本来医療に最も必要な原則の欠如、
すなわち医療者、患者双方の安心感の欠如です。
これが今の日本の医療崩壊の
本質的な原因ではないでしょうか。
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