無料ブログはココログ

« 今こそ歯科の保険制度を見直そう! | トップページ | 公開勉強会のお知らせ »

2014年3月10日 (月)

健康保険でむし歯のない社会へ

みんなの歯科ネットワークは
「医療者も患者も共に幸せになれる制度の構築」
の願いの基、8年間にわたり活動してきました。
そして、現段階でのひとつの結論として
「虫歯にならない、歯を失なわないことを目的にした
制度にしよう!」ということに行きつきました。

現在の日本の健康保険は疾病保険です。
ですから、病気になったり、けがをしたりしないと
保険を使うことは出来ません。
つまり、いわゆる予防は、健康保険の対象外になっています。
それでも、脂質異常症(高脂血症)などに代表される、
まだ症状がなにもないにも関わらず、このままだと病気になる
可能性が高いというような“疾病”も保険診療で賄われるように
なっているのが現状です。

さて、歯科領域においては、唾液や細菌などを検査することで、
その人の虫歯のなりやすさや、歯周病の危険性などをある程度
判断できることが確認されています。
ですから、そういった検査で“異常”値がでた患者さんに
予防的処置をすれば、大幅に歯科疾患を減らすことができると
考えられています。ところが、前記したように健康保険は、
予防は対象外なので、そういったことは、保険診療では
できないのです。
さらにいえば、そういった予防と通常の保険診療を同時に
することさえ禁止されているのです。

一方で、歯科においては51年通知というものに基づき、
「虫歯になった後、歯を失った後」には保険適用外の治療でも、
自費によって様々な治療を受けられるようになっています。
こちらは、通常の保険診療を受けた上でできるのです。

つまり、「虫歯になる前、歯を失う前」の診療は、保険診療の対象外でもあり、さらに51年通知の対象外でもあるため、
その診療を受けることが非常に困難になっているのです。
さらに「歯科の新しい治療は自費で」という考えが、
歯科医師に定着しているために、新しい治療が保険に
導入されることがほとんどなくなっているのです。

脂質異常症や高血圧のように、検査値の“異常”自体を疾患と捉え、
今は「予防」と言われているものを「治療」として、
歯科においても保険診療に取り入れることができない
ものでしょうか。

こういった問題に対して
「歯科領域における病名の見直し」が解決策になるのではないかと
みんなの歯科ネットワークでは考えているのです。

詳細はこちら

口の中に格差があった
第一回
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=464978906892523&set=a.400538283336586.95943.400448486678899&type=1&theater
第二回
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=470457523011328&set=a.400538283336586.95943.400448486678899&type=1&theater
第三回(最終回)
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=474014389322308&set=a.400538283336586.95943.400448486678899&type=1&theater

歯科医療制度を考える
http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?%BB%F5%B2%CA%CA%DD%B8%B1%C0%A9%C5%D9%A4%F2%B9%CD%A4%A8%A4%EB

« 今こそ歯科の保険制度を見直そう! | トップページ | 公開勉強会のお知らせ »

コメント

「歯科領域における病名の見直し」
 ⇒ そうですね、必要だと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/166600/55318778

この記事へのトラックバック一覧です: 健康保険でむし歯のない社会へ:

« 今こそ歯科の保険制度を見直そう! | トップページ | 公開勉強会のお知らせ »

最近のトラックバック

2015年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30